「風●に行ったら？」妻の言葉を鵜呑みにした30代行為レス夫を襲う“まさか”の事態

宅間剛さん(仮名・30代)は、20代後半のときにインターネットのマッチングサイトで同い年の女性と知り合った。その後、何度かメールでやり取りしているうちに仲良くなり、実際に会うようになったという。デートを重ね、出会ってから1年後に同棲、その1年後に結婚した。

そして結婚して2年後、妻は妊娠。「妊娠中は流産の可能性があるから行為したくない」と言って、妻は宅間さんとの行為を拒否するようになる。

出産後も、生まれたばかりの子どもの世話に追われ、行為をする余裕などない。宅間さんも、仕事から帰った後や休日は、家事や育児をサポートした。

そして1人目の出産から約半年後。宅間さんが意を決して妻を行為に誘うと、「出産してから性欲が無い」と言いながらも「2人目が欲しいから」という理由で応じてくれるようになった。ただ1人目の子どもの世話で疲れている妻との行為は、「2人目の子作り」を目的とした淡白なものだった。

その約半年後、妻は2人目を妊娠。するとやはり宅間さんとの行為を断るようになる。
やがて無事出産すると、妻は2歳上の子と生まれたばかりの下の子の育児に追われ、ますます行為する余裕はなくなっていった。

それでも宅間さんは、やはり産後から約半年ほど経った頃、思い切って妻を行為に誘う。しかしその返事は1人目の時とは異なるものだった。

「出産してから性欲が無くなった」
「子どもをおんぶや抱っこするようになって、痛めた腰が悪化する」
「行為すると腰が痛くて眠れなくなる」

その後も宅間さんは、時々妻を行為に誘ったが、とりつくしまもなかった。
妻はなぜ行為を拒否するのか。もちろん育児の疲れもあるだろう。ただ宅間さんには思い当たる理由が他にもあった…

「上の子が生まれてから、孫ができて浮かれてしまった私の母親が、『100日祝いをうちでやろう』とか、『お正月やお盆には孫を連れて帰って来て』とか、『ランドセルの費用はうちが出すから』などと事あるごとに口を出すようになりました。私も母親の肩を持つようなことを言ってしまって…

　そこから、妻の態度が一変したような気がしています。気付いてから何度も謝ったのですが、時すでに遅しでした……」

■「風●に行って」と言われたものの…
妻の妊娠を機に始まった行為レスは、宅間さんの努力も虚しく、一向に解消する兆しがない。

そして2年ほどが経過した頃、宅間さんは妻に、「もう一生行為したくない。風●にでも行けば？」と冷たくあしらわれてしまう。

「とてもショックでした。仕方なく1年ほどの間、風●に行ったり、婚外恋愛に走ったりした頃もありましたが、すぐに虚しくなってやめました」

インターネットの出会い系サイトで知り合った独身女性と1年ほど付き合ったが、身体だけの関係は長続きしなかったという。そればかりか、妻はどうやら宅間さんが風●に行ったことに気付いたようで、さらに頑なに宅間さんを拒絶するように。宅間さんが肩に触れただけで睨むようになり、いつしか8年の月日が流れていた。

宅間さん夫婦が行為レスとなった本質的な原因は何だったのだろうか。

引用元